2026/08/06 07:03
藍の葉をちぎり、ひたひたの水を入れて発酵させる。
というところまで、前回ご紹介しました。
☆前回の記事:藍染染料づくり① ~刈取り・発酵~

[発酵が進んだ藍のバケツ]
こんな感じで、発酵が進みましたか?
さて今回は、発酵させた後の処理「沈殿作業」についてまとめます。
■葉を取り除く
「沈殿」は、藍の色素だけを取り出すために、水と色素を分離させる作業です。
まずは、藍の葉を発酵させた発酵液から、葉を取りだします。細かな葉が水の中に残らないよう、できるだけ目の細かい濾し布を使いましょう。
私は染色用のメッシュテトロンを使っていますが、ホームセンターなどで手に入るもので十分。細かなカスが入らないよう葉を取り除くのが目的ですので。葉を取り除き、良く絞り、液体だけを残します。

[絞った後の藍の発酵液]
■攪拌(かくはん)
葉を取り除いた藍の発酵液に石灰を入れて色素を取り出します。私は500グラム程度の葉から取った発酵液に、15グラム程度の消石灰を使います。こだわった時は貝灰を入れたりします(笑)
なお、石灰は溶けにくいのであらかじめ少量の水で溶いてから、数回に分けて発酵液に入れましょう。また、入れる石灰の量は様子を見ながら変えてください。
ただ入れればよいのではありません!!!
ここからが少々力仕事。良く混ぜます。この「良く混ぜる」が生易しい作業ではなく、泡だて器で1000回くらい(!)グルグルカシャカシャ、ととにかく良く混ぜます。

[良く混ぜる]

[後ろ:混ぜた後の発酵液]
混ぜるうちに水色の泡が立ち、しばらく置くとバケツ全体が藍色に変わります。これで、攪拌(かくはん)作業は終了です。
■沈殿
上澄み液を替えながら、藍の色素を沈殿させます。最初は濁った上澄み液ですが、上澄み液を取り除き、その分水を足し、と繰り返すと、藍の色素と不要な水が明らかにわかるようになります。

[沈殿はじまり]

[上澄み液を捨てる]
バケツを傾けて、ジャバっと上澄み液を捨てたくなりますが、NG!せっかくの色素が流れ出てしまうので、こればかりは慌てず丁寧にゆっくりがコツです。だいたい3~5日くらいで、色素と水が区別できるようになります。

[沈殿、終わりかな]
なかなか根気のいる作業ですが、もうひと頑張りです!
--- 藍染染料づくり③「沈殿藍完成!」は、後日! ---
